コープ共済/コープ火災共済

補償は厚く保険料は安くというのは保険加入者からは望まれますが実現はなかなか難しいでしょう。それに組合員の助け合いという精神で少しでも近づけるため、コープ共済が提供しているのが「コープ火災共済」です。

コープ共済_火災保険_キャプチャ
引用元:コープ共済公式HP
(http://coopkyosai.coop/thinking/lineup/kasai/)

コープ共済の火災保険「コープ火災共済」の口コミ評判

「掛け金も高くはなく担当者の感じも良かった」

木造の戸建住宅を父から相続し、父がコープ共済の火災共済に入っていたのでそれも引き継ぐことにしました。火災だけでなく自然災害による被害にも対応するもので、掛け金も高くないのでこれでよいと考えました。

契約者名が変わるので手続きをするためにコープ共済の担当者とお会いしました。わざわざ対面で説明をしていただきとても感じが良かったです。幸いにもこれまで災害もなく保険は使ってないですが今後もお世話になるつもりです。

「生協は手続きが簡単なのが気に入っています」

生協の宅配を使っているので災保険も生協のものに入っています。地震保険は付いていないですが、とにかく手続きが簡単なのが気に入っています。毎年継続するかどうかの電話があり、継続することを伝えるだけで済みます。

保険料が高いと家計に響くので自分の家の状態に合った保険をかけることが大切だと思っいます。周囲にあまり住宅がない新築であれば火災に耐えられる外壁なので、生協の火災共済でも安い保険料のもので済みます。

「保険を乗り換えたら1万円も安くなりました」

以前は勤務先の子会社が代理店をやっていた関係もあって別の火災保険に加入していました。すべて代理店任せになっていたので、正直なところあまり火災保険会社について意識して考えてことはありませんでした。

それが年金生活になったため見直しを開始。ある日買い物でふと見かけたのが生協の火災保険。早速話を聞くと家財保険を入れても今までより1万円も安く補償内容もほとんど変わらりません。乗り換えて大変得をした気分です。

コープ共済の火災保険「コープ火災共済」の特徴

コープ共済とは日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)が行う共済事業の一環として、組合員どうしの助け合いを理念として提供される保障商品のことで全国約150の生協で取り扱っています。

その中でコープ火災共済は掛金がリーズナブルで主に火災と風水害を補償する内容になっています。利用するためには生協の組合員になる必要がありますが、口数によって保険料負担や補償額などを調整できるという自由度を持っています。

おすすめポイント1・掛金を調整できて家財だけでも加入が可能

火災共済は共済金額10万円(1口)当たりの掛金が鉄骨・耐火構造の建物であれば年払いで40円、木造でも70円です。口数で共済金額と掛金が調整できるので、家計を圧迫することなく災害リスクに備えることが可能です。

また家財だけの加入も可能なので、賃貸のアパート・マンション用の火災保険としても使えますし、すでに別の火災保険に加入していていて家財だけコープ火災共済にしてリーズナブルな掛金で追加補償することもできます。

おすすめポイント2・災害に遭った場合も納得できる損害額の評価

」火災で建物が焼破損してしまった場合はその程度により全焼損、半焼損、一部焼損に分けることができます。一般的な火災保険では80%以上が全焼損扱いになりますが、コープ火災共済では住宅の70%以上で全焼損扱いになります。

また火災に遭った時の建物や家財の損害額の評価は、時価ではなく同じものを新たに購入したり修復するための再取得価額で評価されるため、古いものでも著しく評価が下がるということは起きることがありません。

おすすめポイント3・助け合いの理念が費用共済金に反映されている

罹災後の臨時の支出に充てる費用として支払われる臨時費用共済金が基本補償に含まれるため特約を追加する必要がありません。補償額は200万円を限度として火災等共済金の15%なので宿泊場所の確保等に使えます。

その他、失火見舞費用共済金、漏水見舞費用共済金、修理費用共済金など費用補償が充実。また地震被害にあった場合は火災共済加入の口数にもよりますが、地震等災害見舞金が支払われるなど助け合いの理念が生きています。

コープ共済の火災保険「コープ火災共済」の補償内容

コープ火災共済は火災、破裂・爆発、落雷、消火作業による冠水・破壊、他人の住居からの水漏れ、他人の車両の飛び込み、突発的な第三者の加害行為、建物外部からの物体の落下・飛来が補償される火災保険です。

これに自然災害共済をプラスすることで突風・旋風、豪雨・長雨、台風、洪水、雪崩、降ひょう、高波・高潮など風水害にに対する補償が拡大されます。また共済金額に応じて付属建物等風水害共済金などの費用共済金が付随します。

コープ共済の火災保険「コープ火災共済」の特約(オプション)

類焼損害特約

自宅が火元となった火災で周囲の住宅や家財を類焼させた場合、類焼先の住宅および家財に生じた損害を補償

借家人賠償責任特約

損害賠償共済金とは別に、損害賠償するにあたって要した費用に対し、契約共済金額を限度に賠償費用共済金を補償

盗難保障特約

盗難により家財に損害を負ったときの費用などを補償

編集部より

「コープ火災共済」は自然災害共済をセットにするだけで火災や自然災害のリスクに対する備えが可能で他の火災保険と比べても全く遜色がなく、掛金をそれほどかけなくても十分な補償が受けられるという点がメリットです。

一方で補償項目をカスタマイズすることは難しく、口数の割合で保険としてのレベル調整をするかたちになります。また盗難補償については特約ですし、個人賠償特約がないなど災害以外の補償については弱い面もあります。