火災保険の申請~支払いまでの流れを学ぶweb小説「運命のマイホーム」
ここでは、火災保険の申請から実際に受け取りに至るまでの流れをわかりやすく解説しています。
日本は災害の多い国。この国に住む私たちは、いつ自然の脅威にさらされてしまってもおかしくはありません。
今回は、自然災害の一つ・火災について、実際に火事が起きてから元の生活を取り戻すまでの物語を紹介します。
新築戸建てを購入し、幸せな生活を送る主婦・真実とその家族に突如訪れた不幸・火事。幸せな暮らしが一変しホテル暮らしを強いられることに。果たして鈴木家は元の幸せな日々を取り戻すことができるのか…?
火災保険の大切さについて考えるきっかけになれば嬉しいです。さっそく第一話から見ていきましょう。
第1話・天国から地獄へ【申請編】
第一話は、火災保険の申請方法について解説しています。損害が発生して保険金が必要になったときには、まず保険会社へ電話をし、損害が起きた状況やその理由などを伝えます。
そのため、事前に損害状況を整理しておいたほうがよいでしょう。その後契約者に、請求に必要な書類が保険会社から送られます。契約者は、契約に必要な以下の書類を揃えて保険会社に送付します。
第2話・手を取り合って【現地調査編】
第二話は、火災保険の保険金を申請し、現地調査に入るまでの流れを紹介しています。被害状況の確認をするために、第三者機関である調査業者が災害が起きた現場に訪問し、報告書を作成します。
主に、写真を撮ったり、損害が発生した時の状況の聞き取りを行ったりします。
損害の規模によっては、現地調査を行わないこともあります。このとき、調査費用は発生しません。時間は大体1時間前後になることが多いようです。
第3話・明るい未来へ【受取編】
第三話は、火災保険の調査の結果を知り、保険金を受け取るまでの流れを紹介しています。
申請内容確認・審査は、保険金支払の申請内容を厳正に審査します。場合によっては保険会社が現地に出向き最終鑑定を行うことがあります。
申請内容に問題が無ければ保険金の支払手続きに移ります。保険金の受取りでは、適用される保険金額が決定し、保険会社から保険金が振込まれます。
ここまでかかる日数は2週間から30日程度ですが、放火など事件性があるものは調査に時間がかかりさらに日数が必要なこともあります。
この物語の登場人物:鈴木家
- 主人公・鈴木まみ(33)…ひと月前建てたこだわりの注文住宅で充実した毎日を送る専業主婦。1歳の息子を夫に預け、ママ友との食事会に出るまでは幸せな毎日を送っていたが…。
- 鈴木隆史(36)…火災を引き起こした張本人。多趣味で少年の心を持つサラリーマン。夢だった自分だけの趣味部屋で寝タバコをしながらうたた寝していたことが原因で火事に。
- 鈴木陸(7)…明るくやんちゃな小学2年生。
- 鈴木美央(1)…鈴木家待望の長女。