「台風で水漏れしてしまいました」
このページでは、台風による水漏れ被害を受けた方の実例をご紹介いたします。火災保険は、台風による水漏れなどを含む損害も補償対象です。万が一の時の参考になさってくださいね。
火災保険の台風にかんする事例
- 種類:水災
- 築年数:25年
- 所在地:愛知県
- 建物の構造:コンクリート造
- 補償額合計:589,950円
愛知県にお住いのF子さん。台風5号の時に、飛来物で屋根の防水に穴が開いてしまいました。穴からは水が漏れ、下の階に被害がでてしまいました。
建物の補償として546,318円、臨時費用と残存物の片づけ費用として536,72円で、合計でおよそ59万円の補償を受けることができました。
そもそも台風とは?
風雨によって、大きな被害を出す台風。例年、7月〜9月に起こり、時に多くの被害を出します。火災保険では、「風災」「水災」「落雷」などによっての被害が補償されます。
例えば、台風によってカーポートや漆喰が破損した場合や瓦が破損した場合、軒天が剥がれた場合も補償の対象となります。また、台風による土砂災害で家が流されてしまったという大惨事から、洪水で家電製品が水浸しになった、落雷による過電流で家電製品が破損した、強風により窓ガラスが割れたという場合にも補償されます。
台風の被害は火災保険で補償されるの?
「火災保険」という名前から、火災の際にだけ適用される保険だと勘違いされやすい火災保険ですが、自然災害による被害全般を補償してくれる保険です。そのため、台風による被害の場合にも住宅や家財の損害の多くが補償されます。これを知らずに台風で壊れた建物を自費で修理する人も意外と多いとか…。せっかく支払っている保険料が勿体無いので、台風被害の場合には火災保険を活用しましょう。
台風による被害で適用される主な補償の種類
火災保険では、台風被害の場合「風災補償」「水災補償」「落雷補償」の3つが適用となります。まず「風災補償」は、強風や突風、竜巻による補償です。ただし、経年劣化によるものは含まれませんのでご注意ください。
次に「水災補償」は豪雨による被害の補償です。加えて土砂災害や落石による被害も補償される場合があります(付帯契約の場合もあるのでそれぞれの保険をご確認ください)。
そして「落雷補償」では、建物のほか、過電流などによる家電製品などの被害も補償対象となります。
編集部より
火災保険が台風の被害による損壊でも補償されることを知らない人は意外と多いといいます。台風による被害を受けてもほとんどが申請まで至らないというのが実情のようです。せっかく保険料を支払っているのですから、ぜひとも有効活用してもらい、十分な補償を受けてもらいたいものです。
また、台風の直撃が多い地域の人は、台風被害の際にも手厚い保険を選ぶなど、ご自分に合った保険を選ぶとより活用度も高くなりおすすめです。