損保ジャパン日本興亜/THE すまいの保険

火災保険は自然災害や火災で生じた損害だけでなく、身近な事故に対する補償もされることは意外と知られていません。損保ジャパン日本興亜の「THE すまいの保険」は補償範囲の広さを強みとするので確認してみてください。

損保ジャパン日本興亜_火災保険_キャプチャ
引用元:損保ジャパン日本興亜公式HP
(https://www.sjnk.co.jp/kinsurance/habitation/)

損保ジャパン日本興亜の火災保険「THE すまいの保険」の口コミ評判

「火災保険のありがたみを感じることができた」

損保ジャパン日本興亜の火災保険に加入してからこれまで2度保険金を受けました。一度目は台所のボヤで大したことはなかったのですが、二度目は台風で瓦が飛んだり塀が倒れたりで大変なことになりました。

売れるものをお金に変えなきゃと思っていましたが、幸いにも1,000万円の保険金が下りて壊れた箇所を修理することができました。保険会社の方からも温かく声をかけていただき、火災保険のありがたみを感じることができました。

「顧客を大切にする姿勢が伝わってきました」

マイホームを建てた際に損保ジャパン日本興亜さんにお世話になりました。最初の相談の時からとても親切で、書類記入もできるだけ早く終わるように気遣いがありました。

支払い方法もわざわざ分割と一括の違いを説明するための資料まで作成いただき、顧客を大切にする姿勢が伝わってきました。その後は年に1回程度お会いする程度ですが、その都度いろいろ教えていただいて勉強になります。

「調査から支払いまでがスピーディーでした」

損保ジャパン日本興亜の地震保険に入っているのですが、これまで良かったと思う点は補償金が下りるまでがすごく早かったことです。地震の被害があった際に連絡すると被害が認定されるようにと家の細部まで撮影していきました。

診断結果は「半壊」になりましたが、その場で補償金を請求する書類を記入。早急に対応するという言葉通りに2~3週間ほどで入金されました。調査から支払いまでがスピーディーで心地よく感じるほどでした。

「細かな設定ができるところも分かりやすくてイイ」

私はウェブで見積もりをしました。ウェブサイトで細かいところまで設定して見積もりが出来る保険は少ないので、便利で良かったです。

「柔軟性があり利用しやすい」

私は賃貸住宅で利用しています。不動産会社からは東京海上をおすすめされましたが、損保ジャパンのほうが安かったので選びました。さらに保険としての柔軟性も高いのは、驚きですね。

「説明が丁寧で分かりやすいです」

いろいろな保険会社を比較して、最終的に損保ジャパン日本興亜の火災保険に決めました。いいなと思ったポイントの1つは、説明が丁寧で分かりやすいところです。

「保険料の安さで選びました」

保険料の安いところが選んだ時の決め手でしたね。オンラインで加入手続きが完結するわけではないので、多少は手続きに時間がかかる点に気を付ければ、大きな問題はないと思いますよ。

損保ジャパン日本興亜の火災保険「THE すまいの保険」の特徴

損保ジャパン日本興亜は2014年に損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併して発足した日本国内最大の損害保険会社です。前身は安田火災海上保険ですが数々の合併や統合を繰り返し現在のかたちになっています。

そのような背景から個人向け保険商品のラインナップも豊富で、自動車保険はもちろん旅行保険やレジャー保険、ケガ・病気の保険など揃わないものはない中で「THE すまいの保険」は火災保険として中心的な存在です。

おすすめポイント1・日常生活の中で起こりそうな事故も補償対象

「THE すまいの保険」では火災、落雷、破裂・爆発や風災、雹災、雪災といった火災保険ではベーシックとなる補償項目の中に「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」に対する補償が入っている点が注目できます。

これは日常生活の中で起こりそうな事故も補償対象になるということです。例えば掃除中にうっかり壁を壊してしまったり、家の模様替えで家具を倒して破損してしまったなど建物や家財が保険対象に含まれれば補償されます。

おすすめポイント2・契約時の評価に基づいて全額が補償される

従来型の住宅総合保険などの場合は、保険金の支払時には建物の再評価が行われるため、損害を受けた時に建物が古くなっていると契約時の保険金額より少なくなるのが普通でしたが、「THE すまいの保険」ではこれが改善されました。

契約時の評価に基づいて保険金が支払われるため、保険金額を限度にして例えば火災で全焼すれば全額が、半焼の場合は損害額がそのまま補償されます。そのため思った以上に保険金が少なくなることがありません。

おすすめポイント3・火災保険の無料付帯サービスが充実している

火災保険を契約するとちょっとした困りごとが解決できる無料の付帯サービスがおまけ的に利用できるケースが多いですが、これが非常に充実しています。

水回りや鍵のトラブルはもちろん防犯機能アップ応援サービス、健康・医療相談サービス、介護関連相談サービスが24時間365日受けられます。また原則予約制ですが住宅相談、法律相談、税務相談サービスもあるので保険契約以上の価値があります。

損保ジャパン日本興亜の火災保険「THE すまいの保険」の補償内容

個人用火災総合保険「THE すまいの保険」は希望の補償範囲に応じて6つの契約プランが用意されています。また、それぞれ「建物と家財」「建物のみ」「家財のみ」のどれかを選ぶことが可能です。

補償内容に「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」を含むかどうかでベーシック
1型と2型に分かれ、それぞれ水災あり・なしが選べます。スリムプランは火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災に水災の有無でⅠ型とⅡ型に分かれます。

損保ジャパン日本興亜の火災保険「THE すまいの保険」の特約(オプション)

個人賠償責任特約

日常生活において契約者自身または家族が人にケガを負わせたり他人の物を壊したりした結果、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償

施設賠償責任特約

保険証券記載の建物の欠陥や、この建物における保険証券記載の業務遂行に起因する偶然な事故により、他人にケガを負わせたり他人の物を壊したりした結果、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償

携行品損害特約(自己負担額1万円)

被保険者の居住用に供される建物(物置、車庫その他の付属建物を含みます。)外において、被保険者(補償を受けられる方)が携行している被保険者所有の身の回り品について、偶然な事故により損害が生じた場合に補償

類焼損害特約

住まいからの失火で近隣の住宅や家財に延焼してしまった場合に、法律上の損害賠償責任がなくても、近隣の住宅や家財を補償

家賃収入特約

他人に貸している住宅が火災などにより損害を受けた結果、被った家賃収入の損失を補償

事故対応等家主費用特約

家賃収入補償

賃貸住宅(借用戸室)内での死亡事故に伴う家賃の損失を補償

死亡事故対応費用補償

上記戸室を賃借可能な状態にするための費用、火葬や遺品整理等にかかる費用を補償

事故再発防止等費用特約

火災、落雷、破裂・爆発の事故または盗難の事故により損害保険金を支払う場合で、その事故の再発防止等のために支出した有益な費用に対しての保険金支払

IoT住宅費用「売電収入・サイバーリスク」特約

売電収入補償

太陽光発電システムが火災・風災・雪災などの損害保険金のお支払対象となる事故により損害を受けた結果、被った売電収入の損失を補償

サイバーリスク費用補償

住宅内のネットワーク構成機器・設備(パソコン・家電製品など)がサイバー攻撃を受け、不正アクセス等や個人情報漏えい事故の発生に伴い費用を負担した場合に補償

地震火災特約(地震火災30プラン・地震火災50プラン)

地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災で、建物が半焼以上、または保険の対象である家財が全焼した場合は、地震保険、火災保険の地震火災費用とあわせて補償(地震火災50プランは最大火災保険金額の100%、地震火災30プランは最大火災保険金額の50%)

営業用什器・備品等損害特約(自己負担額1万円)

保険証券記載の建物(物置、車庫その他の付属建物を含みます。)に収容されている、被保険者(補償を受けられる方)が所有する業務用の什(じゅう)器・備品等の動産について、偶然な事故により損害が生じた場合に補償

建物電気的・機械的事故特約(自己負担額は不測かつ突発的な事故の自己負担額に同じ)

保険の対象である建物に付加された空調設備、電気設備、給排水・衛生設備、消火設備、昇降設備、厨房設備、駐車機械設備などについて、電気的・機械的事故(ショート、アーク、スパーク、過電流、機械の内的要因による焼付けなど)により損害が生じた場合に補償

商品・製品等損害特約(自己負担額1万円)

保険証券記載の建物(物置、車庫その他の付属建物を含みます。)に収容されている、被保険者(補償を受けられる方)が所有する商品・製品等の動産について、偶然な事故により損害が生じた場合に補償

借家人賠償責任補償(自動セット)

借りている戸室が偶然な事故により損壊した場合において、大家さんに対して法律上の損害賠償責任を負ったとき、その損害賠償金を補償

修理費用補償(自己負担額3,000円)(任意セット)

借りている戸室が偶然な事故により損壊した場合において、大家さんとの賃貸借契約に基づき修理した場合または居住のために緊急的に修理した場合に負担した修理費用を補償

編集部より

損保ジャパン日本興亜は日本国内最大の損害保険会社だけあって、火災保険の「THE すまいの保険」補償内容が充実していて幅広くサポートしてもらえる商品として評価も高く、無料付帯サービスだけでも1商品になりそうです。

その一方で、数々の損害保険会社の合併・吸収の痕跡も残っておりプランが複雑化している面も否めません。顧客に最適なプランをどう組み立てられるのかはセールス担当者の力量によって変わってきそうです。