全労済/住まいる共済
火災保険の必要は感じていても、必要と思われる補償を積み上げていくと保険料が高くなってしまうため消極的になってしまうこともあります。そんな方におすすめしたいのが以下に紹介する全労済の「住まいる共済」です。
引用元:全労済公式HP
(https://www.zenrosai.coop/kyousai/kasai.html)
全労済の火災保険「住まいる共済」の口コミ評判
「安い保険料が魅力で電話の対応も丁寧でした」
保険料が民間の保険会社に比べて安いのが魅力ですね。風水害の補償内容がやや薄めなのですが、自然災害共済をプラスすれば地震もカバーできるくらい拡充できますし、掛け捨てと言っても剰余金が出た場合は割戻金もあります。
また内容の見直しをする際の電話でのオペレーターの対応がとても丁寧で資料や申込書などもすぐに送ってくれて手続きもスムーズでした。直接相談しようと思えば全国に窓口が設けられていているのでおすすめです。
「丁寧に教えてもらい納得の上で加入できました」
火災保険を検討したいと考えて、最初は保険会社にも数社問い合わせてみたのですが田舎のため営業所も少なく、対応も今ひとつだったので既に自動車保険などに加入してお世話になっている全労済でお願いすることにしました。
共済なので最初に掛け金が必要になるのですが、解約した際にいくらか戻ってくる積立方式なのがよいと思いますし、不明な点は電話すれば丁寧で優しく教えていただけるので納得した上で加入することができました。
「家財が再取得価額での補償なのが決め手でした」
賃貸物件に住んでいるので家財のみ加入できる火災保険を探して全労災を見つけ、加入することにしました。他の保険会社も検討しましたが掛け金が安いものだと地震による被害に対応していないケースが多かったのです。
他と比べると掛け金も手ごろで、再取得価額での補償という点も決め手の一つとなりました。家財の場合は被害を受けたら買い直しになるので時価額の補償では不十分だと思ったのです。借家人賠償特約も付け安心です。
「比較的安い保険で続けやすいですね」
全労災の住まいる共済は、比較的安い保険料というのが嬉しいポイントですね。保険内容ですが、類焼損害保障特約や個人賠償責任保険特約などを付けることもできます。また、はがき大以上の損害が出れば保険金請求できるので、たとえばアイロンで床を焦がした場合などの修理費用も請求できますよ。使い勝手の良い火災保険だと思います
「ちょっとしたリスクに備えやすい保険」
再調達価額での保証、保険料も格安ということもあり、全労済の住まいる共済に今も加入しています。ちょっとした不注意で住宅に小さな傷を作った際にも保険が支払われました。
「類焼での被害で補償してもらえました」
隣家からの類焼で全焼してしまいました。しかし、全労済からは全額補償してもらい、費用負担を抑えることができました。ちなみに保険金額+諸経費で約300万円位です。諸経費で残務処理や賃貸の足しにできて助かります。ちなみにうちのお隣も、全労済の家財に関する保険加入していて全額補償したと聞いています。全労済は、おおよそ70%の消失で全焼扱いでありましたが、民間の火災保険は80%の消失で全焼扱いですので、ハードルも少し低くなっていますね
「親切かつスピーディに対応してもらえました」
我が家の場合は以前台風による被害を受け、屋根の瓦のズレと雨樋落下がありました。そこで保険請求を二度しまして、迅速に支払われました。また、親切に対応してもらえたので、信頼できましたね
全労済の火災保険「住まいる共済」の特徴
全労済とは正しくは全国労働者共済生活協同組合連合会という組織です。協同組合のひとつなので組合員の生活を豊かにすることが目標で、相互扶助の精神をもって保険のしくみを使った共済事業を行っています。
共済事業は民間の保険会社のように営利を目的としていないため、出資金を支払えば誰でも組合員になり、各種共済に加入することが可能になります。「住まいる共済」とはその中で火災や自然災害に備え住まいの保証を行う共済です。
おすすめポイント1・地震も含む自然災害に対しての保証が充実
住まいる共済は火災と風水害と地震が三本柱となっており自然災害への保証が充実していることが注目できます。民間の火災保険では地震保険は別になっていますが、全労済では最初から地震による損害の補償が組み込まれています。
近年、異常気象などの影響で増加している降雪、落雷、台風などの被害に加え地震や噴火による建物の損壊や火災、津波による損壊などの被害にもしっかり対応。火災による被害は再取得価額で補償されるので安心です。
おすすめポイント2・地域や住まいによって保証の対象が選べる
保証の対象が住宅のみ、家財のみ、住宅と家財の両方の3つの中から選ぶことができます。持ち家でも戸建てとマンションでは事情が異なりますし、賃貸住宅住まいの場合は家財の保証のみで加入できるので大変便利です。
掛金を低くしたい場合は補償範囲を絞ったシンプルプランに加入することもできますし、太陽光発電システムやエネファーム、エコキュートといったエコ設備を設置している場合はエコ住宅専用プランで割引を受けられます。
おすすめポイント3・民間の火災保険と比べると掛金がリーズナブル
同等の火災保険を民間会社で検討する場合は火災保険に付加するかたちで地震保険にも加入することになるため割高になります。最初から地震込みの住まいる共済は掛金を低く抑えることができてリーズナブルと言えます。
もちろん保証を充実させるために特約をフルセットで加入すれば掛金は割高になっていきますが、選べる自由があります。また全労済の組合員になるため出資金が必要になりますが、解約時に返戻請求をすれば戻ってきます。
全労済の火災保険「住まいる共済」の補償内容
自然災害に対する補償が充実しているのが特徴で戸建て、マンション(持ち家)、賃貸住宅それぞれで3つのプランが設定されています。ベースプランは火災、風水害、地震、盗難の4つをすべて対象にした基本のプランです。
マンションなど風水害のリスクが低いケースでは風水害補償なしタイプのマンション専用プランが選べます。また掛金を低く抑えたい場合はベースプランから地震と盗難を除き、風水害保証額が少なくなるシンプルプランもあります。
全労済の火災保険「住まいる共済」の特約(オプション)
類焼損害補償特約
自宅が火元で近隣の住宅や家財に損害が生じた場合の補償
盗難保証特約
家財の盗難にによる損害の補償
借家人賠償責任特約
貸主に対して賠償責任を負った場合の補償
個人賠償責任共済
自身や家族(同一生計の親族)が賠償責任を負った場合の補償
編集部より
共済は非営利事業であるため一般的な保険と比べると保険料(掛け金)が安いことが最大の特徴と言えるでしょう。そのため全労済を利用するなら補償内容が充実したベースプラン一択と考えた方がよいでしょう。
シンプルプランで掛金を最大限下げることも可能ですが、火災保険としては非常に薄い内容になってしまいます。また民間火災保険のように細かくカスタマイズできるようになっていないため事前によく検討することをおすすめします。