ニューインディア保険会社/火災保険
火災保険の補償内容は複雑でわかりにくいと感じる人は少なくありません。数多くのプランを並べられても迷うだけという場合もあります。そのような人に最適なのがシンプルなニューインディア保険会社の火災保険です。
引用元:ニューインディア保険会社公式HP
(http://www.newindia.co.jp/)
ニューインディア保険会社の火災保険「住宅総合保険」の口コミ評判
口コミは見つかりませんでした。
ニューインディア保険会社の火災保険「住宅総合保険」の特徴
ニューインディア保険会社はインド政府の国有企業でインド最大の損害保険会社です。世界20ヶ国以上に海外事務所を置き、日本支社は1950年に設立。海外事業の重要な拠点として国内にも7支店4営業所を展開しています。
火災保険以外には個人向けでは自動車保険や傷害保険、その他にも法人も含めた賠償責任保険、動産総合保険、建設工事保険、組立保険などを提供しています。火災保険は住宅総合保険と店舗総合保険の2種類があります。
おすすめポイント1・バランスの良い補償内容で地震保険も追加
ニューインディア保険会社の「住宅総合保険」は火災や自然災害、盗難による損害を補償するバランスの取れた内容で、日本においては地震保険を追加することで不安がなくなりあらゆる災害のリスクに備えることができます。
プランのバリエーションがないので自分で補償内容をカスタマイズしたいという人には向きませんが、難しいことはあまり考えず契約すれば一通りの安心を補償してもらえることを希望する人はこの保険だけで解決します。
おすすめポイント2・費用保険金ラインナップが充実していて安心
火災保険で基本補償の内容に気を取られて見落としなのが費用補償の面です。「住宅総合保険」では費用保険金のラインナップが充実しているので、災害に遭って予想外の費用がかかってしまった場合にも安心です。
費用保険金には臨時費用、残存物片づけ費用、失火見舞費用、地震火災費用、特別費用があります。特別費用とは建物が全焼し、保険契約が終了した場合に損害保険金の10%(200万円を限度とする)が支払われるものです。
おすすめポイント3・オプション特約により損害評価方式を指定
オプション特約の中には賠償責任の補償や費用補償の追加、補償の拡大などがありますが、追加しておきたい特約として価額協定保険特約があります。これは建物や家財の評価を新価実損払(新価補償)にするものです。
価額協定保険特約には2種類あり、1つは建物も家財も新価補償になるもので、もう1つは建物は新価補償で家財は時価補償になる特約です。新価補償になると劣化して価値が減少した分が差し引かれないため負担減になります。
ニューインディア保険会社の火災保険「住宅総合保険」の補償内容
基本補償(火災、落雷、破裂・爆発、風災・ひょう災・雪災、建物の外部からの物体の落下、飛来、衝突など、水濡れ、盗難、水災)が基本プランでの火災保険でこれに地震保険が追加できます。基本補償のカスタマイズはできません。
また保険金額調整等に関する特約(保険期間が5年間の長期一括払で価額設定保険特約セット契約のみ)も自動セットされます。その他の特約の任意選択により補償内容を厚くすることが可能になっています。
ニューインディア保険会社の火災保険「住宅総合保険」の特約(オプション)
個人賠償責任補償特約
日本国内で住宅の所有、使用・管理に起因する偶然の事故や被保険者の日常生活に起因する偶然の事故で、他人の生命または身体を害したり、他人の物を壊したりして負った損害賠責任の額を補償
借家人賠償責任
火災・破裂・爆発(落雷を除く)の事故により借用戸室に損害が生じた場合に貸主に対する法律上の賠償費用や借家人修理費用を補償
修理費用補償特約
水災以外による被害で、借用住宅に生じた損害を借主との契約に基づいて、自己の費用で修理した場合の費用について補償
破損・汚損損害等補償特約
基本補償以外の事故で不測かつ突発的な事故による損害を補償
価額協定保険特約(建物新価・家財新価用)
建物と家財共に新価(再調達価額)によって評価する特約
価額協定保険特約(建物新価・家財時価用)
建物は新価(再調達価額)で、家財は時価によって評価する特約
編集部より
ニューインディア保険はインド国有企業なので損害保険会社としての安定性や信頼性は大変高いと言えるでしょう。ただ火災保険(住宅総合保険)の内容に関しては他社と大きい差はなく突出したサービスがあるわけではありません。
補償内容も保険料も一般的なレベルで自由設計などカスタマイズ性があるわけでもなく、国内であえてこの保険を選ぶ理由が見当たりません。同社の他の保険商品とセットで契約するパターンはあるかもしれません。