チャブ保険/住宅総合保険
特約を追加していくことで補償内容を充実させる火災保険が増えていますが、あまり数が多くなると選ぶのが大変です。以下に紹介するチャブ保険の住宅総合保険は必要な特約をパッケージ化して充実プランを提案します。
引用元:チャブ保険公式HP
(https://www.chubb.com/jp-jp/individuals-families/house.aspx)
チャブ保険の火災保険「住宅総合保険」の口コミ評判
「火事の際に加入していたことに感謝しました」
賃貸マンションで一人暮らしをしてた時に火事を起こしました。電気ストーブの上に洗濯物を干したまま出かけてしまったのです。燃えたのは自分の部屋だけでしたが、すすで真っ黒。隣人の部屋にも損害が出てしまいました。
チャブ火災保険は入居時に加入させられたものですが、この時ばかりは感謝しました。管理会社が窓口となりクリーニング代金や示談書の手続きも進み、家財も補償対象だったため修理費用以外にも保険金が出ました。
「被害が無くても声をかけてくれ信頼してます」
チャブ保険の住宅総合保険に入っています。3つのプランがありますがフルセットから個人賠償責任補償を除いたマイホームエースを選びました。火災や台風などの被害に遭ってないのでまだ保険は使ったことはありません。
信頼できると思っているのは代理店の担当の方が地震や台風などがあると、被害がなかったたとしても声をかけてくれるからです。保険料の安さだけなら他にもあると思いますが、こうした付き合いが大切だと思います。
「震災から2年経っても補償が適用になりました」
チャブ保険の地震保険に加入してすぐに東日本大震災が起きました。海からは離れていたので被害はそれほど大きくはなかったのですが、ゴタゴタで震災状況の確認書類をそのままにして2年ほどが経ちました。
書類が出てきましたがもう遅いだろうなと思いながらも送ってみると、調査員の方が来て当時の状況についてこと細かに質問されました。本当は当時の写真が必要なんですが、何とか審査が通って保険がおりたのは良かったです。
チャブ保険の火災保険「住宅総合保険」の特徴
式名称は「Chubb(チャブ)損害保険株式会社」です。以前はエース損害保険という名称でしたが2016年に親会社のエース・リミテッドがチャブ・コーポレーションからの買収を受け、現在の社名に変更しました。
企業向け保険の他に個人向けでは自動車保険、医療・傷害保険、国内・海外旅行保険などがあり、住まいの保険としては住宅総合保険の他に店舗総合保険、地震保険、リビングプロテクト総合保険があります。
おすすめポイント1・特約追加によりグレードアップする火災保険
基本補償は持ち出し家財の損害の補償がある(家財契約をしている場合)程度で火災保険としては標準的でスリムな内容になっています。補償内容を厚くしたい場合は特約を追加してグレードアップします。
3つのプランがありますが、マイホームエースプランもマイホームエースゴールドプランも基本補償プランにチャブ保険が選定した特約が追加された内容になっています。損害保険金の支払い時には条件に応じて費用保険金も支払われます。
おすすめポイント2・世界的規模で展開する損保会社で信頼性が高い
チャブ保険は世界54カ国で展開するワールドワイドな損害保険会社です。日本でも前身の会社(AFIA)から数えると100年近くの営業実績があり、外資系損保の中では最も古く現在も226億1500万円(2018年)の売上を誇ります。
エース損保の方が知名度が高いため耳慣れない名称に不安を感じるかもしれませんが、世界的なバックボーンを持つ会社なので信頼性は高く、特に大きな災害時にはしっかりとした補償が期待できます。
おすすめポイント3・水まわり・鍵開け緊急サービスが利用できる
チャブ保険でマイホームエースやマイホームエースゴールドを契約すると自動的に水まわり・鍵開け緊急サービスが付いてきます。これは24時間365日いつでも利用できるもので、水まわりのトラブルと鍵のトラブルを解決します。
水まわりのトラブルとはトイレや風呂、台所の水漏れ詰まり等のことで修理業者を手配。鍵のトラブルは外出中の鍵紛失や盗難の際のドアロック解錠で、30分以内の応急修理ならチャブ保険が費用を負担します。
チャブ保険の火災保険「住宅総合保険」の補償内容
基本補償の範囲は火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊、水濡れ、騒擾、盗難、水災、持ち出し家財の10項目で、これがベースとなるプランです。
これに5つの特約をパッケージして追加したものがマイホームエースプランで、6つの特約をパッケージして追加したものがマイホームエースゴールドプランです。エースとエースゴールドの違いは総合個人賠償パッケージ特約の有無です。
チャブ保険の火災保険「住宅総合保険」の特約(オプション)
費用特約パッケージ特約
賃貸費用補償、共用部分修理費用補償、庭木修理費用補償、鍵取替え費用補償がセットになった特約
水災支払方法変更特約
水災で損害額の再調達価額に対する割合に応じてその損害を補償
風災等支払方法変更特約
風災等の事故の場合に損害額が20万円未満の場合にも補償
総合個人賠償パッケージ特約
総合個人賠償責任保証特約と事故被害者弁護士費用補償特約がセットになった特約
破損・汚損損害等補償特約
不測かつ突発的な事故で建物や家財に生じた損害を補償
編集部より
基本補償を最小限に抑えて特約を追加することで充実な補償内容の保険になる仕組みですが、注意しなければならない点があります。それは複数の特約をセットにしてパッケージ化しているため意外と自由度が高くないことです。
カスタマイズが可能な現代型の火災保険というよりは、むしろ従来型のとにかく手厚い補償と安心を提供をという考え方が基本です。これからもっと柔軟性のあるプランが増えていくと契約者増加も期待できるでしょう。