日新火災/住宅安心保険

火災保険に対する考え方はさまざまで保険料を安くするためにスリムなことを望んだり、自分でカスタマイズしたいという人もいます。日新火災が提供する「住宅安心保険」はまさにそのような人に向けた火災保険です。

住自在
引用元:日新火災HP
(https://www.nisshinfire.co.jp/jiyujizai/)

日新火災の火災保険「住宅安心保険」の口コミ評判

「空き巣未遂のドア交換の費用も補償されました」

数年前に自宅に空き巣未遂のようなことがありました。盗まれたものは無かったのですが、ドアが変形し取り換えなければならない状態で、警察に被害届を出しました。知り合いから保険が適用されるかもと言われて連絡しました。

ドア交換の費用は30万円ほどでしたが保険会社に見積書を送り2週間後くらいには保険金が振込まれました。こんなことに使えるとは思わなかったですし、担当者の対応もよくスピーディーで素晴らしかったです。

「連絡後すぐ駆けつけてくれてスムーズでした」

庭でやっていたバーベキューの火の不始末でボヤ騒ぎを起こしてしまいました。幸い近隣に迷惑はかけることなく、自宅の壁を焦がした程度で終わったのですが大騒ぎになり、新築の頃からお世話になっている日新火災さんに連絡しました。

すぐに駆けつけてくれて、外壁や水濡れした家財などを調べてもらったら補償がしっかり受けられました。担当者から手続きの方法なども教えてもらいスムーズに進めることができてありがたかったです。

「掛金が安く盗難も補償されるのが決め手でした」

私はアパートに一人暮らしで入居時に大家さんから家財だけでいいから火災保険に入って欲しいと言われ見つけたのが日新火災の住宅安心保険でした。建物はよくあったのですが家財だけのコースは少なかったと記憶しています。

火災保険のコースから探し出しましたが良いものに入れたと思っています。掛け金は年額3,000円程度で、補償内容も火災だけでなく落雷、ガス爆発、車の衝突、盗難にも対応。私にとっては盗難があったのが決め手でした。

日新火災の火災保険「住宅安心保険」の特徴

日新火災の正式名称は日新火災海上保険株式会社で東京海上グループに属する損害保険会社です。前身となる帝国帆船海上保険株式会社は1908年設立ですので、非常に歴史がありバックグラウンドがしっかりした保険会社と言えます。

個人向け保険商品としては自動車保険や傷害保険も取り扱っており、火災保険には住宅ローン利用者向けの自由設計型火災保険「住自在」とこれからご紹介する一般向けの住宅安心保険」の2種類があります。

おすすめポイント1・災害による住宅や家財の評価は新価額が基準

火災や落雷などの災害によって受けた損害について補償する場合の評価は新価(同等の建物や家財を再構築したり再購入するために必要な金額)基準によって行われるため、減価額を差し引くことなく保険金が支払われます。

したがって建築後に一定年数が経過している場合でも評価額は建築当時の建築費用に経過年数に応じた物価変動係数を乗じた額、建築費用がわからない場合も基準単価に延床面積を乗じた額になるなど時価に近くなります。

おすすめポイント2・特約追加で日常生活のさまざまな損害を補償

「住宅安心保険」では基本プランの中で火災リスクから風災・水災などの自然災害リスク、盗難・水ぬれまで補償カバーしていますが、さらに契約者の設計自由度を高めるため、数多くの特約が用意されています。

例えば、持ち出し家財補償特約の場合は外出の際に敷地外に持ち出した家財についての損害も補償されますし、個人賠償責任総合補償特約は自転車を運転していてぶつかり他人にケガを負わせたなど賠償事故についても補償されます。

おすすめポイント3・住宅トラブル応急サービスを無料で利用可能

「住宅安心保険」の契約者は住宅トラブル応急サービス「すまいのサポート24」が利用できます。これは水まわりのトラブルや鍵を紛失して室内に入れないなどのトラブルがあった場合にサポートが受けられるものです。

24時間365日受付しており、フリーダイヤルに電話すれば修理業者を手配してもらえたり、30分程度の給排水管の応急処置や解錠なら無料で対応してもらえます。「住宅安心保険」のまさに安心を担う付帯サービスです。

日新火災の火災保険「住宅安心保険」の補償内容

「Total assist 住まいの保険」では補償内容によって充実タイプ、スタンダードタイプ、マンション向けタイプの3つに分かれています。充実タイプは火災、風災、水災、盗難・水濡れ等、破損等リスクすべてに対応します。

充実タイプとスタンダードタイプの違いは破損等リスクの対応の有無のみです。マンション向けタイプは充実タイプから水災リスクの補償を除いたものです。地震保険については原則自動セットになっています。

日新火災の火災保険「住宅安心保険」の特約(オプション)

個人賠償責任総合補償特約

日常生活において発生した偶然な事故により、他人の身体に障害を与えたり、他人の財物を損壊させたことにより法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金などを補償

類焼損害補償特約

保険の対象である建物または家財を収容する保険証券記載の建物から発生した火災、破裂または爆発によって、他人の住宅が類焼した場合、新価額を基準にその損害を補償

建物管理賠償責任補償特約

マンション、アパートなどの施設の欠陥等に起因する偶然な事故または施設の賃貸または管理およびこれに付随する業務の遂行に起因する偶然な事故故により、他人の身体に障害を与えたり、他人の財物を損壊したことにより法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金などを補償

家賃損失補償特約

火災などにより損害を受けた結果として生じた家賃の損失について補償(建物の賃貸料に限る)

仮すまい費用補償特約

火災などの事故や偶然な事故による停電・断水、犯罪などの事件により、お住まいが使用不能となった場合の仮すまい賃借費用や宿泊費用などを補償

借家人賠償責任・修理費用総合補償特約

A.不測かつ突発的な事故により借用中の住宅に損害を与え、大家さんへの法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金などを補償 B.不測かつ突発的な事故により借用中の住宅に損害が生じ、賃貸借契約に基づいて修復したときの修理費用を補償

持ち出し家財補償特約

保険証券記載の建物の敷地内から一時的に持ち出した家財に生じた損害を補償

編集部より

日新火災の「住宅安心保険」は火災保険としてはスタンダードな内容になっています。特徴的なのはもう1つのローン利用者向けの「住自在」もそうですが、自由設計型を基本的な考え方にしている点です。

同じ東京海上グループの東京海上日動の火災保険は網羅型で最初から補償範囲が広いプランを提案していますが、日新火災は基本補償の部分を小さくして、そこに手を加えることで契約者に合った内容に仕上げていくタイプになっています。