あいおいニッセイ同和損保/マイホームぴたっと
火災保険はできるだけ補償範囲が広くしっかりしたものを選びたいですが、その分保険料も上がってしまうのが難点です。「マイホームぴたっと」は住宅の新規購入者専用にすることで充実した補償内容を実現しています。
引用元:あいおいニッセイ同和損保公式HP(https://www.aioinissaydowa.co.jp/)
あいおいニッセイ同和損保の火災保険「マイホームぴたっと」の口コミ評判
「災害でだめになった家財が元通りになりました」(30代・主婦)
あいおいニッセイ同和損保の火災保険に入っています。契約する際はできるだけ安く抑えようと思っていたので補償範囲をどこまでにするか迷いましたが、今考えれば家財補償をつけておいて良かったと思っています。
というのも一度災害に見舞われ家財がだめになってしまったことがあったのですが、この保険のおかげで元通りにできたからです。最初は元には戻らないだろうなと諦めていた状況でしたが、ここまで補償されるなら満足です。
「イメージと違って良心的な補償内容でした」(年代・職業不明)
家を建てた時にハウスメーカーから勧められたのが「マイホームぴたっと」でした。最初は高いなと思いまして、他の保険会社の火災保険を探し始めたのですが、実際に調べてみると決して高いものではないことがわかりました。
「誤って壊してしまった扉の修理ができました」(年代・職業不明)
分譲マンションを購入してから間もない頃に、部屋の扉を壊したことがありました。模様替えをしようと思って家具を移動している最中に誤ってぶつけてしまい扉に亀裂を生じさせてしまったのです。自分で修理もできずショックでした。
数日後に火災保険に入ったことを思い出し、すぐに保険会社に連絡。契約していたのが破損や汚損も補償されるタイプで補償の対象になるとのことでした。その後、保険金が振り込まれ扉の修理もできました。
あいおいニッセイ同和損保の火災保険「マイホームぴたっと」の特徴
あいおいニッセイ同和損保は2010年にあいおい損害保険とニッセイ同和損害保険の合併により発足した損害保険会社です。現在はMS&ADインシュアランスグループホールディングスの傘下にあり組織形態は複雑化しています。
個人向けの商品はTOUGHシリーズがメインとなっており自動車保険、火災保険、傷害保険等があります。「マイホームぴたっと」は住宅を新規に購入または建築した居住用建物専用の火災保険となっています。
おすすめポイント1・新築オーナー専用火災保険で手厚い補償内容
「マイホームぴたっと」は住宅を新規に購入したオーナー専用の火災保険です。契約できる対象者が絞られている代わりに保険料を抑えつつ補償内容が手厚いのが特徴で、補償対象は建物だけでなく家財セットが前提となっています。
基本補償が火災と自然災害のみのエコノミープランも用意されていますが、手厚い補償というメリットを生かすにはフルセットのワイドプランが推奨されます。防犯対策費用と地震火災費用の補償は自動セットです。
おすすめポイント2・オプション特約でさらに補償を充実できる
基本補償だけでも一般的な火災保険の中では補償が厚めの「マイホームぴたっと」ですが、予算的に余裕がある場合はもともとの保険料が抑えられていることを利用してオプション特約の追加でさらに補償を充実できます。
日常生活の賠償事故に備えることができる個人賠償特約やマンションオーナーであればバルコニー等修繕費用特約、賃貸住宅のオーナーなら家賃収入特約や家主費用特約などちょっと気になる箇所を埋めることができます。
おすすめポイント3・住まいのトラブルに役立つ無料付帯サービス
「マイホームぴたっと」には無料付帯サービスとして、トイレや台所の水回りの応急修理と玄関ドアカギ開けに対応する「住まいの現場急行サービス」が利用できます。24時間365日電話で受付をしており応急修理を行います。
また「住まいの安心サポート」として不動産購入時のトラブルなど弁護士による電話相談や、住宅ローン減税や税務について税理士に相談など日常生活で発生するちょっとした困りごと解決サービスも利用できます。
あいおいニッセイ同和損保の火災保険「マイホームぴたっと」の補償内容
基本補償+費用補償+地震保険という構成になっています。建物も家財も補償対象で基本補償はワイドプラン、ベーシックプラン、エコノミープランの3種類があり希望する補償内容に従って選択することができます。
ワイドプランとベーシックプランの違いは破損・汚損等の有無のみで大差はありません。エコノミープランは火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災のみが補償対象で水濡れ、盗難、水災、破損・汚損等を含みません。
あいおいニッセイ同和損保の火災保険「マイホームぴたっと」の特約(オプション)
類焼損害特約
自宅の火災、破裂・爆発事故により、近隣の建物や収容動産に発生した損害を補償
失火見舞費用特約
自宅の火災、破裂・爆発事故により、近隣の建物や収容動産に損害が発生したために支出した見舞金などの費用を補償
個人賠償特約
日本国内、または国外において住宅の所有、使用または管理における偶然な事故もしくは日常生活における偶然な事故により、他人を死傷させたり、他人のものを損壊させ法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償
居住用建物電気的・機械的事故特約
建物付属機械設備に、電気により発生した焦損・炭化・溶融・絶縁破壊などの物的損害を伴う事故や、機械の稼働により発生した亀裂・折損・変形・剥離・焼付き・欠損・溶損などの物的損害を伴う事故を1回の事故につき建物保険金額を限度に補償
携行品損害特約
自宅敷地外で携行する身の回り品に発生した不測かつ突発的な事故による損害を補償
バルコニー等修繕費用特約
被保険者が使用または管理するバルコニー、玄関ドアなど分譲マンションの共用部分に発生した偶然な事故による損害について被保険者が負担する修繕費用を補償
家賃収入特約
賃貸住宅に火災などの事故が発生し、損害を受けた結果発生する家賃の損失を補償
家主費用特約
賃貸住宅内で自殺、犯罪死、孤独死が発生した場合に、家賃の損失、修復、清掃、脱臭費用などの原状復旧のための費用、遺品整理費用などを補償
賃貸建物所有者賠償(示談代行なし)特約
保険の対象の建物の所有、使用、管理や、賃貸・管理業務を原因とする偶然な事故により他人を死傷させるなどの法律上の損害賠償責任を、1回の事故につき特約保険金額を限度に補償
マンション居住者包括賠償特約
居住用戸室での漏水などの賠償事故、または日常生活における賠償事故による損害を補償
編集部より
他の損害保険会社と同様にあいおいニッセイ同和損保も統合や合併を繰り返して現在の形態になっており組織と同様に保険商品もしばらく複雑でしたが、現在は落ち着きを取り戻し安定した商品とサービスを提供しています。
ここで紹介している「マイホームぴたっと」は住宅の新規購入オーナー専用とするユニークなものです。付加できる地震保険は標準的なものですが基本補償はフルセットならそれだけで必要十分という内容になっています。