三井住友海上/GKすまいの保険

火災保険に入っているので安心と思って、いざ使おうとしたら補償対象外だったというのでは困ります。そうした不安を感じないのが三井住友海上のGKすまいの保険です。どんな特徴があるのか以下を参考にしてみてください。

三井住友海上_火災保険_キャプチャ
引用元:三井住友海上公式HP
(https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/)

三井住友海上の火災保険「GKすまいの保険」の口コミ評判

「補償が充実していて対応も早く安心できました」(30代・会社員)

保険料をできるだけ抑えつつ、しっかり補償が付く保険を探していた際に、何社かの中からピックアップしたのがGKすまいの保険でした。補償が充実していてオプションが選べますし、それほど保険料も高くなかったからです。

見積もりをとったときの対応の早さもプラスで、これなら安心できると思いました。最終的には担当の方からいくつかのプランを提案していただき、補償内容も納得できたことが決め手で契約することになりました。

「補償内容の大切さを知り大手の保険にしました」(年代・職業不明)

結婚した当初は火災保険は内容まであまり気にせずに、とりあえず入っておく程度の意識だったのですが、妻の実家でボヤを出したことがあり補修工事で苦労する様子を見て、火災保険の大切さを感じるようになりました。

身近でそのようなことがあると保険の補償内容は重要なんだなということがわかり、火災保険を検討したのですが、三井住友海上という大手の会社であることと補償内容が手厚いということでGKすまいの保険にしました。

「上階の火事で壊れた家電が保険適用で救われました」(年代不明・会社員)

転勤でマンションを借りた時に三井住友海上の火災保険に入っていました。ある日、帰宅するとそのマンションが火事で8階あたりから煙が出ていました。私の家は7階ですが火事の影響からか家電が動作しなくなっていました。

妻から火災保険が使えるのでは?と言われ、自分の部屋じゃないのに無理と思いながらも保険会社に電話したところ補償適用範囲とのこと。結構な金額になったので心配しましたがあっさり保険が下りて救われました。

三井住友海上の火災保険「GKすまいの保険」の特徴

三井住友海上はMS&ADインシュアランスグループ傘下の損害保険会社です。もともとはライバル関係だった三井海上火災保険と住友海上火災保険のそれぞれのメインバンク(さくら銀行と住友銀行)の合併により統合されました。

個人向け保険商品として提供しているがGKシリーズでここで紹介している火災保険以外にも自動車保険や傷害保険があります。GKとは“巨大なゴールキーパーで顧客をしっかり守る”意味が込められています。

おすすめポイント1・補償内容がシンプルで契約プランを組みやすい

ベースとなる補償内容がシンプルな構成でわかりやすく6つに整理されています。契約プランもこれを基本に組んでいけばよいため、補償項目が複雑でどのプランにするか迷うといったことがなくスムーズに決めることができます。

最初の入口のところで保険の対象を建物か家財か、あるいはその両方かを決定してから、リスクに応じた契約プランを選ぶため、加入した火災保険がどこまでサポートするのかが明確になり誤解が生じることがありません。

おすすめポイント2・建物が全焼・全壊した場合には全額を補償

火災保険は損害の程度によって認定の基準があり支払われる保険金の額も異なりますが、「GKすまいの保険」の場合、建物が全焼・全壊した場合(延床面積に対する損害の割合が80%以上)にはその損害額が全額支払われます。

保険金額には標準評価額の範囲が定められており上限がありますが、上限を超える評価額の根拠が提示できればその個別評価額に変更することも可能です。なお建物保険金額は100万円以上1万円単位で決めることができます。

おすすめポイント3・特約が豊富で必要に応じて補償を充実できる

基本契約プランがシンプルな分、セットできる特約も多く必要に応じて補償内容をさらに充実させることが可能。事故時諸費用特約、地震火災費用特約、バルコニー等修繕費用特約など自動で契約にセットされるものもあります。

特約に関しても賠償事故に備えるものや賃貸建物オーナーのリスクに対応するものなど、明確に分かれているためわかりやすさはそのまま。三井住友海上の長年の損保事業の経験が火災保険の柔軟性につながっています。

三井住友海上の火災保険「GKすまいの保険」の補償内容

3つの基本契約プランが設定されています。6つの基本リスクすべてに対応する6つの補償プラン、破損、汚損等だけを除いた5つの補償プラン、水災のみを除いた4つの補償 + 破損汚損プランがあり必要な補償に応じて選びます。

また同じプランでも保険の対象が建物のみ、家財のみ、建物と家財の両方のどれを選ぶかによって補償の範囲を調整することが可能です。また建物と家財それぞれで保険金額と免責金額を決めることができます。

三井住友海上の火災保険「GKすまいの保険」の特約(オプション)

事故時諸費用特約(自動セット)

事故の際に必要となる諸費用を補償

地震火災費用特約(自動セット)

地震等を原因とする火災で損害が一定割合以上となった場合に補償

バルコニー等修繕費用特約(自動セット)

建物の補償対象となる事故によりバルコニー等の共用部分が損害を受け、管理規約に基づき自己の費用で修繕した場合に補償

失火見舞費用特約

火災、破裂または爆発の事故で、隣家に損害が生じた場合に支払った見舞金の費用等を補償

居住用建物電気的・機械的事故特約

給湯設備や床暖房等の建物付属機械設備の電気的・機械的事故(故障)による損害を補償

自宅外家財(6つの補償)特約

外出時に持ち出した家財等(自宅外家財)に生じた損害を補償

屋外明記物件特約

保険申込書に明記された建物敷地内に所在する大型の車庫等(屋外明記物件)に生じた損害を補償

家財明記物件特約

保険申込書に明記された特定の貴金属等(家財明記物件)に生じた損害を補償

日常生活賠償特約

漏水事故で階下の家財に損害を与えた場合など、日常生活で他人に与えた損害を補償

受託物賠償特約

預かり物やレンタル品をこわしてしまった場合など、持ち主に与えた損害を補償

借家賠償・修理費用特約

事故によって借用住宅が破損等した場合の賠償金や修理費用を補償

家賃収入特約

火災等の事故によって賃貸している建物からの家賃収入が得られなくなった場合の損失額を補償

家主費用特約

賃貸住宅内での死亡事故発生に伴う空室期間、家賃値引期間分の家賃収入の損失や、清掃、脱臭、遺品整理等にかかる費用を補償

賃貸建物所有者賠償(示談代行なし)特約

賃貸建物の保守、管理等に関する賠償事故を補償

マンション居住者包括賠償特約

賃貸マンションのすべての居住者を対象に日常生活での賠償事故をまとめて補償

建物水災支払限度額特約

建物の水災事故の場合に、損害保険金の支払限度額を「建物保険金額×30%」に制限することで保険料を減額

風災・雹(ひょう)災・雪災支払条件変更(20万円以上事故補償)特約

風災、雹(ひょう)災、雪災の事故によって保険の対象に20万円以上の損害が生じた場合、免責金額を適用せずに補償

編集部より

火災保険というのは保険会社によって補償内容が全く異なるということはありませんがが、説明の切り口によって印象が変わります。わかりやすさという点においてはこの「GKすまいの保険」は間違いないと言えるでしょう。

基本契約プランでは不要な補償を削ぎ落とし、ベースを完成したあとに必要なオプション特約を追加していく考え方で進めれば、自分にぴったりな火災保険が組み立てられるので契約している安心感がしっかり得られます。