セコム損害保険/セコム安心マイホーム保険

火災保険料の保険料をできるだけ安く押さえたい場合は補償内容が薄い商品を選ぶしかないと思いがちです。“補償を厚く・保険料を安く”を意外な方法で実現したのが以下に紹介する「セコム安心マイホーム保険」です。

セコム損害保険_火災保険_キャプチャ
引用元:セコム損害保険公式HP
(https://www.secom-sonpo.co.jp/anshinmyhome/)

セコム損害保険の火災保険「セコム安心マイホーム保険」の口コミ評判

「ホームセキュリティ利用割引が決め手でした」

家が田舎にあるため治安上の不安からセコムのホームセキュリティを利用しています。火災保険もセコム損保に決めたのはホームセキュリティに加入していると割引が受けられて、他にオール電化割引も適用されたからです。

インターネットの比較サイトなどで他社の火災保険も検討しましたがセコム損保の保険が安さでは一番でした。もちろん安いだけがいいとは言いませんが、できれば一生使わないと考えると掛金は安い方がいいと思います。

「警備のイメージですが安心なので契約しました」

以前の保険が満期になるので、ショッピングセンターにある無料相談窓口で何かよい保険はないかと探しに行ったのがきっかけです。補償内容も厚くて保険料も安いことを条件に相談したらセコム損保の火災保険を勧められました。

早速見積もりをしてもらったところ確かにこれまでの保険より保険料が安くなります。セコムというと警備会社のイメージがありましたが、大企業でもありますし安心はできるなと思って契約することに決めました。

「補償金額を調整して自分用の保険にできました」

新しく賃貸マンションに入居する時にセコム損保の火災保険の申込みをしました。それまでネットで見つけた安い保険に入っていたのですが、地震保険をセットすることができず解約を決めていたからです。

補償金額が足りないところは自分で上げられたので安くて自分用の保険にできました。

セコム損害保険の火災保険「セコム安心マイホーム保険」の特徴

セコム損保は警備でもよく知られるセコムグループの損害保険会社です。大手損保会社と比べると知名度は低いですが、1950年に設立された東洋火災海上保険株式会社が前身で、その後1998年にセコムの傘下に入りました。

個人向け商品には火災保険の他にがん保険と自動車保険があり、セコム安心マイカー保険では事故現場にセコムが駆けつける安心サービスがあります。火災保険もホームセキュリティとの親和性が高くなっています。

おすすめポイント1・コンパクトな基本補償と自由に選べる特約

基本補償は3プランありますが火災・自然災害に絞ったスリムプランとワイドプランがメインで水災の危険が少ないマンション向けにベーシックプランが用意されるだけで実質的にはコンパクトで二者択一になっています。

これに7つの費用補償がプラスされ、さらに補償を厚くしたい場合には10種類の特約の中から自由に選ぶことができます。基本だけしっかり押さえたい人とできるだけ補償範囲を広くしたい人のニーズの両方に応えます。

おすすめポイント2・セコムしかできないホームセキュリティ割引

「セコム安心マイホーム保険」にはセコムならではのホームセキュリティ割引があります。火災保険の契約者がホームセキュリティサービスを利用していれば、保険料が最大37%も安くなる割引制度が適用されます。

この他の割引制度も充実しており、オール電化住宅割引(最大17%オフ)や建物築浅割引(最大10%オフ)、長期年払割引(最大10%オフ)などが利用できるため、補償を厚くしながら保険料の負担を大幅に軽減できます。

おすすめポイント3・免責金額の設定で保険料を抑えた設計が可能

火災保険の保険料は補償するリスクの範囲が同じでも免責金額(自己負担額)によって変わります。一般的な火災保険は決められた免責金額が設定されますが、「セコム安心マイホーム保険」では契約者が設定できます。

そのため基本補償を充実させようと思えば免責金額をなしに設定し、できるだけ保険料を抑えたい場合は免責金額を20万円に設定するということが可能です。支払われる保険金額は損害額から免責金額を引いた額になります。

セコム損害保険の火災保険「セコム安心マイホーム保険」の補償内容

7つのリスクに対応する基本補償としてワイドプラン、ベーシックプラン、スリムプランの3つを用意。フルセットのワイドプランとベーシックプランの違いは水災の有無で、スリムプランは火災と自然災害のみが補償範囲です。

基本補償にはセキュリティ・グレードアップ費用、水道管凍結修理費用、残存物取片づけ費用、特別費用、バルコニー等修理費用、損害賠償請求権の保全・行使に要する費用の7つの費用補償が自動セットされます。

セコム損害保険の火災保険「セコム安心マイホーム保険」の特約(オプション)

臨時費用保険金補償特約

事故により損害保険金が支払われる場合に契約時に決めた割合を損害保険金にかけた金額を補償

地震火災費用保険金補償特約

地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災により、保険の対象が一定の損害を補償

失火見舞費用保険金補償特約

事故により、近隣など第三者の所有物に損害が生じた場合に、見舞金として補償

類焼損害補償特約

事故により、ご近所の住宅や家財等に与えた損害を補償

借家人賠償責任補償特約

事故により借用戸室が損壊し、家主に対し法律上の損害賠償責任を負った損害を補償

ドアロック交換費用補償特約

ドアの鍵が盗まれた場合に、ドアの錠の交換に必要な費用を補償

携行品損害補償特約

自宅外に持ち出し中の家財(携行品)の偶然な事故による損害を補償

破損・汚損損害等補償特約

保険の対象である建物または家財について生じた、不測かつ突発的な事故による損害を補償

建物付属機械設備等 電気的・機械的事故補償特約

建物に付属した所定の機械設備等の故障により生じた損害を補償

個人賠償責任補償特約

日本国内で、ご本人またはご家族が日常生活において他人にケガをさせたり、他人の物に損害を与えて法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償

編集部より

セコムは警備会社のイメージが強いため、一見すると火災保険と結びつかないように感じますが、実はそれが安心を強固なものにしてくれます。ホームセキュリティーとのセット契約がその代表的な例で割引があるのもメリットです。

火災保険は自然災害に目が向きがちですが、盗難被害に対する補償も重要な要素です。シンプルな補償内容であまり特徴がないように見えても、割引やプランの自由度も持ち合わせる注目の火災保険と言えます。